厚生労働省はこのほど、ICTを活用した障害者のテレワーク雇用を推進するため、個別具体的な課題の解決に向けてサポートする企業向け相談窓口を開設しました。
同省では、テレワークが障害者の多様な働き方の一つであり、自宅でも働くことができる機会として大きな可能性があり、企業にとっても全国から優秀な人材を確保することができるというメリットがあることから、これまでも支援機関や企業での事例の紹介等を行う全国フォーラム、障害者雇用におけるテレワークの導入に向けた手順等について説明する企業向けガイダンス、個別企業の課題に応じたコンサルティング等を実施してきました。
今回の障害者のテレワーク雇用を推進する企業向け相談窓口は、障害者のテレワーク雇用を検討や導入している企業を対象に、「受け入れ前」、「採用」、「定着・戦力化」といった状況における悩み事について支援を行うこととしており、個別具体的な各課題の解決に向けたサポートが受けられます(最大5回・費用無料)。またサポートは、“情報収集中である"、“相談事項が明確になっていない"といった企業でも、経験豊富な専門アドバイザーが、他社事例の紹介や課題整理に向けた支援等を行い、受け入れ前から採用、その後の定着までの各段階においてサポートを受けることができます。
そして、サポートを受けてテレワークを導入した場合は、追加で最大2回の支援が実施されます。
なお、相談は原則オンラインで実施されますが、相談の内容などによっては電話又は直接訪問による相談も可能となっています。
詳細は、https://www.mhlw-telework.com/ |